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2017ツールド東北参加報告⑤(大川小学校へ) [2017自転車]

次の記事と時系列は逆になるが、ご容赦を。雄勝のエイドに寄った後、長ーい暗ーいトンネルを越え、そして長ーい坂を下り、大川小学校脇に出る。


100キロコース以上は、通常神割崎エイドでカレーを食べ、そして北上エイドを得て、最後の最後で、こちらのコースにでる。


そういうことで、いつもだと体力もなくなり、なんとかしてゴールをと言う状況から、こちらに寄ることができずにいた。いやそれ以上に、悲しみから脚が遠のいていたのかもしれない。それほどの悲しげな、そして恐ろしい惨状でもある。


前回までは抽選方式のエントリーで、一度落選なども経験し、今年も平日の時間のエントリーで、それも早いもの順ということもあり、人気イベントということもあり、年々、もう最後かなぁなんて思いも出てきた。


そう考えれば、考えるほど、今回については大川小学校に行かなければという思いは強くなっていた。


いつもだと信号待ちをしながら、高台から眺めていた風景であるが、そこから少し下り、見た風景である。


IMG_2831.JPG
そして、入り口で手を合わせ、子供達や教職員の皆様さんのご冥福を祈った。
これが学校の裏山である。裏山の高い部分に逃げれば・・・・・、何があったかはわからないが悔やまれる。
下の写真の右端に小さく見える小さな白い線が津波の到達地点とのことである。
IMG_2835.JPG
子供達の絵。滑稽なものもある。
IMG_2839.JPG
津波のパワーのすさまじさを垣間見る。コンクリートが・・・・・。
IMG_2841.JPG

慰霊塔もある。ここは撮影は、当然NG。それにしても、一人の親としても悲しくなってきた。
このような震災での建物をどうしていくかは議論がなされている。
個人的には残し、後世に伝えていくべきだと思うし、今後、ずっと、なくなられた方がを弔い、想い、そして僕らはしっかりと生きていかなければならないと思う。
無くしてしまい、そして忘れるという悲しみとの向き合い方もあるだろうが、決して忘れてはいけないのではないかと。
ダークツーリズムという負の遺産と観光という考えもある。こういったことを考えるのは残された私たちのつとめ。
まずは皆様安らかに。合掌。

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