SSブログ

祈り [地震]

97年の3月11日、僕は仲間と共に卒業旅行でネパールのカトマンズに居た。

当初、モロッコとスペインを卒業旅行の目的地にと考えていたのだが、あの当時、猿岩石ブームもあり、そして一度インドへの旅行経験もあり、仲間の願いからインドへの旅行となった。

どんな経緯でネパールが追加されたかは忘れてしまったが、インド+ネパールということになり、ゼミの仲間、その友達を一人ずつ加え計5人での旅となったわけである。

ネパール・・・・
インドをまわり、さすがに、疲れはてた中での入国。温室育ちの僕達には、インドでは勉強の連続だった。ぼったくられ、インドの洗礼を受け、インド人を叱責する仲間とそれは文化だとなだめる仲間。引率に疲れ、熱を出して寝込む私。自分たちの経験のためと、ガイド付きの車での旅と別れを告げ、寝台で旅へと切り替えたそんなことがすぎ、旅の中間で疲れもピーク、仲間うちでも、ちょいとギクシャクもしていた。

まずは、聖地ベナレス(昔読みで恐縮)、そこで二日?三日滞在し、ネパールへ出国し、このあとは、カルカッタへ移動し、日本へ出国という日程であった。確か三日は滞在しただろうか。数字だけ見ればわずかな日数であるが、今でも思い出される、癒やしのひとときであった。

なんだか京都のような、まさに古都のような雰囲気(建物の色?)、そして何よりも顔が日本人に似ているし、他人とは思えない。食事も美味しく、インド+中華。あーまた食べだい。

体操の池谷さんにのお兄さんがつくる「モモ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A2_%28%E6%96%99%E7%90%86%29は絶品であった。滞在中に2度は買いに行ったと記憶する

もうひとつ記憶しているのが、ヒンドゥーの神様と仏教の仏様が共存しているということなのである。

日本でいうところの地蔵様というか、至る所に祠があった。ここらへんも、日本と似ている感じがしていた。

ヒンドゥーの神様はなんだか、荒々しい感じがするのだが、そこを感じさせず、自然とその景色になじんでいるというか、寛容と言うのか、なんと言うか・・・・

そんなネパールが大変なことになっている。

あの建物、風景、そして優しく接してくれた皆さん。1人でも多く方が助けだされ、そして復興が進むことを願っている。

バクタプルの世界遺産も倒壊していた、確かあそこで「どぶろく」を呑み、お好み焼きみたいなものを食べたなぁ・・・。

ホントに、ホントに心配である。
IMG_3796.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。